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第４回遊べ地球人IN喜界島

　　　　　　｢喜界島に行って」　　　　　　　　　　寿小６年　　　浩輝くん

「ばんざーい」
応ぼにとおりましたという手紙がきたのは、ぼくが学校から帰って来た時のことでした。
ぼくはこの手紙をみた日、本当にびっくりしてしまい、胸がわくわくしてねむれませんでした
それから、友達などを作るための事前研修もうけ、いよいよ出発の日になりました。
ぼくの心は酔うことへの不安もあったけどどんなところだろう、どんなことができるんだろう
という期待と楽しみの気持ちの方が大きいでした。
重い荷物をフェリーにつみこみ、一夜あけた朝はもう目の前にうっすらときかい島がみえて
やっとついたんだという実感がわいてきました。
キャンプ場につくと、そこは本当に自然という感じでおどろいてしまいました。
それに、このきかい島にきてよかったと思ったこと、思い出になったことは山ほどあります。
それは、空気がよくて自然に囲まれていたことや、海やさんごがうつくしかったこと、そして
魚つりで一番最初に魚をつりあげてそれを竹ぐしにさして焼いて食べたこと、あの時の感動は
忘れられないくらいです。
でも、逆に大変だなあと思ったこともありました。電気もなければガスもないキャンプ場で
自分たちで作ったかまどで苦労して火をおこし、なれない手つきでやった野外すいはんとその
味は一生忘れないと思います。
そして、ちょろちょろとしか出ない水をせつやくして使うことで、水がどんなに大切か知っ
たと思います。
他にも、ぼくが一番きかい島に行って印象深かったのは、海の色です。鹿児島のにごった海
とはちがう、すきとおった海の底がみえそうなうすい水色です。
あの海の色はぜったい忘れられないと思います。

　　　　　「楽しかった体験学習」　　　　　　　鹿屋中３年　あゆみちゃん

中学生最後の夏休みに、たくさんの思い出を作りたいと思い、この企画に参加しました。
班別活動では、違う学校や異年齢者が多く集まっており、最初のうちは、班全体で協力して、
しっかりと生活していけるかなぁと思い心配でしたが、テント造りなど協力してできたので、
良かったのではと思います。
キャンプ生活で一番大変だったのは、野外炊飯でした。男子が火をおこし、女子がおかずを
作りましたが、初めのうちはご飯をたくタイミングがつかめずご飯を焦がしてしまったことも
ありました。
二日目の好きな事体験では、私は百之台までハイキングに行きました。片道約十キロメート
ルという道のりはとても苦しく、途中で急な坂道が見えてくると「まだ百之台に着かないの」
と思い、やめたくなったことが何度もありました。しかし、がんばって百之台に着いた時、高
台から見える美しい景色に感動し、疲れも忘れ、苦労して歩いてきて本当に良かったなあと思
いました。
ビーチバレー大会や浜辺での映画鑑賞会やサヨナラナイト等、一つ一つの行事が今は楽しい
思い出となり、私の頭によみがえってきます。
この企画を運営して下さった方々、どうもありがとうございました。